は行

パート

無意識(深層構造)に存在する、それぞれ意味を持った感情・価値観・信念・トラウマ・習慣などで作られた部分をパートと呼ぶ。
どのパートも自分が作り出したもので、肯定的意図を持って存在している。
NLPでは、このパートを扱うのが特徴である。

バックトラッキング

「オウム返し」「言い換え」
相手の話を聞いて、内容、感情を簡単に要約して伝えること。

ビジュアル・スカッシュ

望ましい行動 と 望ましくない行動 それぞれの「葛藤」を統合するワーク。パートを探り肯定的意図を尋ね統合することで生まれる新しいパートの自分を取り入れる。

ビジョンタイムライン

アウトカムに対してちょっと自信のない、不安で前に進めない状態の時、自分の中にある時間軸=タイムラインを歩くことで、過去に経験したりソースを探しに行き、リソースフルな状態を作り、アウトカムを達成させるワーク。

表象システム

視覚(V)、聴覚(A)、感覚(K)(触覚、筋感覚、内臓感覚、フィーリングを含む)、嗅覚(O)、味覚(G)の五つの感覚。
人間はこの五感を通して、外からの情報を処理し、それぞれ異なる地図(MAP)を頭の中に描いている。

表層構造

人間の体験によって作られた心理構造で、体験から、その人の持っているフィルターを通して出来た、自分の作った経験世界。
思い込みの事実が多く実際の事実とは異なる世界。

フォビア

恐怖症の意味。高所、対人、視線、狭所、様々な恐怖症がある。
それは、ある特定の対象や出来事によって個人的にもたらせられる、心理的・生理的な異常反応を指す。
NLPでは、ある1回の体験で刷り込まれたトラウマの体験を治療することが出来る。それはディソシエイト(客観的)を使い、自分のトラウマの体験を更にディソシエイトすることで恐怖の体験と感情の切り離しをすることで解消させるワーク。
※広場恐怖症には不向き。

フューチャーペーシング(未来ペーシング)

特定の行動や行動のセットが適切な手がかりに関連付けられるようになり連続して起こるように、すべてのシステムにおいてリハーサルをすること。それによって、未来の状況において自然に無意識に起こるようになる。望んでいる行動が自然に、自動的に起こるようにするため、未来の状況を想定して意識の中でリハーサルを行うこと。

ブレイク・ステイト

ある状態から、ニュートラルな状態へ移すこと。
「今朝は何を食べましたか?」とまったく関係のない質問で、その状態をわざと壊しニュートラルな状態にさせる。
NLPのワークで良く使用する。

ペーシング

相手の非言語や言語の行動をマッチングするために、相手とペースを合わせること。
非言語をペーシング。相手の話し方に合わせたり(声の調子・高低・大小・リズム・スピード)、相手の考え方、価値観、感情、呼吸、表情、動きにも合わせる。
そうすることでラポールを築くことが出来る。
また、リーディングや介入の前段階でも有効である。

翻訳

一つの表象の意味から、別の表象での同じ意味に関連付けること。
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